京都市の水害リスク

京都市には、鴨川や桂川、高野川、宇治川などの一級河川をはじめ、数多くの河川が市街地を流れています。これらの河川は、古都の景観を形づくり、人々の生活に潤いを与え、多様な生態系を育む一方で、梅雨や台風などによる集中豪雨の際には、河川の氾濫や内水氾濫によって市街地に甚大な被害をもたらすことがあります。

水害事例:平成25年9月台風18号における水害

9月13日に小笠原諸島近海で発生した台風18号は、発達しながら北上し、15日から日本の広範囲で大雨となりました。

16日午前5時5分には、8月30日に運用を開始した特別警報が初めて京都府、滋賀県、福井県に発表され、左京区久多では総雨量が383.5mmとなりました。

人的被害

  負傷者      2名

その他 被害

  住宅浸水     約1,500件
  土砂崩れ     45箇所
  冠水       25箇所
  落橋       2箇所
  全面通行止め   56箇所

出典:京都市消防局 京都消防歴史資料館

伏見区中之島

伏見区中之島

桂川・鴨川合流地点

桂川・鴨川合流地点

京都市における水害の特徴

地形的要因

京都市は盆地地形であり、周囲を山に囲まれているため、雨水が低地に集まりやすく、沖積平野に広がる市街地では浸水リスクが高まります。

河川氾濫のリスク

鴨川・桂川・山科川などが市内を流れ、合流地点や支流が多いため、局地的豪雨で氾濫しやすい構造となっています。

都市化による内水氾濫

市街地の舗装率が高く、雨水が地中へ浸透しにくくなっています。排水施設の能力を超えると、内水氾濫が発生しやすくなります。

京都市防災情報マップにおける水害リスクの掲載例

洪水・土砂災害ハザードマップ
大雨により発生する危険性がある水害と土砂災害による被害が予想される範囲をまとめて情報提供しています。
水害
洪水浸水想定区域 京都府管理 36河川
国管理    6河川
土砂
災害
土砂災害
警戒区域
自然現象:土石流
自然現象:急傾斜地の崩壊
自然現象:地滑り
土砂災害
特別警戒区域
自然現象:土石流
自然現象:急傾斜地の崩壊
水害・土砂災害リスクマップ
洪水・内水ハザードマップ
大雨により発生する危険性がある水害が予想される範囲をまとめて情報提供しています。
洪水浸水
想定区域図
京都府
管理
鴨川・高野川、弓削川・桂川、山科
川、天神川、小畑川、岩倉川、長代
川、安祥寺川・合場川・四宮川・藤
尾川・旧安祥寺川・西野山川・西野
山川支川、白川・白川放水路、音羽
川、鞍馬川・静原川・貴船川、有栖
川、瀬戸川、東高瀬川・七瀬川、清
滝川、能見川、別所川、灰屋川、片
波川、小塩川、三明谷川、筒江川、
知谷川、室地川、明石川、熊田川、
久多川・針畑山、芥川、善峰川、西
羽束師川、西羽束師川支川、新川、
古川、室谷川、細野川、御室川、宇
田川・西高瀬川、弥陀次郎川・堂の
川、田原川
国管理 宇治川、桂川上流、桂川下流、木津川下流、山科川、東高瀬川
雨水出水浸水想定区域図 雨水出水浸水想定区域図
水害リスクマップ

水害リスク掲載例

洪水浸水想定区域図(想定最大規模)

洪水浸水想定区域図(想定最大規模)-
洪水浸水想定区域図(想定最大規模)-

雨水出水浸水想定区域図

雨水出水浸水想定区域図-
最大浸水深図 -浸水深詳細-

洪水浸水想定区域図(浸水継続時間)

洪水浸水想定区域図(浸水継続時間)
洪水浸水想定区域図(想定最大規模)・洪水浸水想定区域図(計画規模)

洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流))

洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流))
洪水浸水想定区域図(浸水継続時間)

洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸浸食))

洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸浸食))
洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流))

防災情報マップで水害リスクを確認するときの注意点

  1. 「洪水浸水想定区域図」は、水防法に基づき大きな河川が氾濫する場合に想定される浸水範囲と浸水深を公表するものです。
  2. 「洪水浸水想定区域図」は、地域の水害リスクをお知らせするために、一定の計算条件に基づいて算出した浸水深などを情報提供するものです。
  3. 計算条件以上の大雨による氾濫や解析条件で考慮できなかった事項の影響により、公表している浸水深などについて、より大きな被害が発生する場合や、異なる浸水深となる場合があります。

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